令和2年度 盛岡八幡宮例大祭 第10話

月曜朝一から申し上げます。

いきなり個性の強いキャラが出てきますが、ご容赦ください。

心臓などが弱い方は遠目から見るようにしてなるべく刺激を避けるようにしてください。

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松の間で待機している私達は・・・とある「殺気」を感じました・・・。

突然、重い空気って言うか、悪寒が走るような空気に松の間は変わる・・・

良くわからないけど、半端ない威圧感。

地鳴りがするほどのしゃがれ声。

私もニュータイプなのでその辺の感度は高いわけです。


「ヤツだ！ヤツが来たんだ！赤いパンツのヤツだ！」



「赤いパンツの4321だ！」って言うガンダムを知っている人ならハマったはずですけど・・・。

まぁいいでしょう。

そして南會名物「悪代官4321相談役」の登場・・・

開口一番「おめぇ、なにおれのごど、写真撮ってらぢゃ！」

朝一からキツ～イ言葉が！

「ブログネタとか撮ってんぢゃねーぢゃ！」

既に携帯を持つ手は震えております・・・

松の間に緊張が走ります・・・

「なんだかカビくせ～ぢゃ！なんだぢゃ！ちゃんと管理してらのがっ！？」



一声発しただけでピリピリする松の間・・・

来ただけで四方八方に当たり散らすかの如く、バンバンと指摘事項を並べます・・・


私は思います・・・

そろそろ何らかの理由で逮捕されてもおかしくないはずです・・・



しかし、国家権力ですら、この方を取り締まる事は出来ないのでしょう・・・

脅迫、恫喝、強要、侮辱、著しいプライバシーの侵害・・・

逮捕される理由を上げたらキリがありませんね・・・

逆を言えば場所が違えば超大物になっていたのかもしれません

恐ろしいほどのプレッシャー

それはガリガリ痩せていてもなお、特別な異彩を放っております・・・


誰かが犠牲になって、人柱になって、彼を、南會の犯罪者を止めなければこの會に未来はありません！

カヌっちょは勇気を振り絞って、南會の平和のために、自らが犠牲になって彼を止めなければならないと思いました・・・

それはそれは勇気ある決断なのです・・・


まずはコッソリと手荷物検査をする事にしました・・・

敵を倒すには相手を知る必要がありますから、情報収集に抜かりはありません



「あれ？そんなに物が入ってない・・・？」

なんだか悔しいのでコッソリこちらの物をパクッてやる事にしました・・・



チャンスがあったらいつでも自宅に赴いて、売れそうなものを萬屋に持って行こうと思います・・・

南會の平和は俺が守る！

4321相談役愛用のルブタンの財布から札束を・・・

いや、財布ごと頂いてしまおうかと・・・


改めてそのように心に誓ったのでした・・・

「4321さぁ～ん。GAGA MILANOの時計くださいよぉ～。」
「あれだったらやるぢゃ。」

そう言ってくれたような気がしました！

いや、言いました！

ありがたい。ありがたい・・・。

4321相談役！

あとで取りにご自宅に伺いますね～。